ぶらり探訪
■千僧供古墳群
トギス塚古墳
最終更新日 2007.02.04 14:40
 トギス塚古墳は、千僧供古墳群のうち、最も東南部に位置し、墳丘径約14mの円墳であることが確認されていますが、周濠は認められていません。古墳時代後期(6世紀後半代)に属するものと見られています。
 当古墳は、墳丘の大部分が消失していますが、一部石材が露出していることから、幅約1.5m、既存長さ約5mの横穴式石室を内部主体とするものと見られています。
 規模は次第に縮小しているが、住蓮房古墳、供養塚古墳、岩塚古墳に引き続き造園された在地の首長僧の墳墓と考えられます。

 滋賀県指定史跡(昭和59年3月30日指定)