ぶらり探訪
■千僧供古墳群
住蓮房古墳
最終更新日 2006.07.09 01:22
 住蓮房古墳は、千僧供古墳群の東北方に位置し、墳丘径が約53m、掘を含めるとその径が約93mにもおよぶ、県下でも屈指の大型円墳です。掘から出土した遺物から、古墳時代中期(5世紀中頃)の築造と考えられています。
 当古墳は、昭和57年、58年の両年度に実施された県営圃場整備事業に先駆けて行われた発掘調査によって、その規模等が明らかになりました。
 墳丘は段築の痕跡を有しており、周濠は墳丘に対し同心円状の形態をとらず、変則的な形態を示しています。墳丘は比較的良好に遺存していますが、主体部などは調査事例がなく不明です。外部施設である葺石、埴輪などは確認されていません。
 遺物としては、円濠内より古式の須恵器が2例出土しており、その形態の特徴から、在地の首長墓として位置づけられています。
 当古墳頂上部にある二基の墓は、江戸時代に建てられたもので、鎌倉時代当地で処刑されたと伝えられる法然の弟子住蓮と、同じ時京都で処刑されたという安楽の二僧を弔うものです。

 滋賀県指定史跡(昭和59年3月30日指定)


■関連情報
http://senzoku.xrea.jp/contents/juurenboukofun.pdf