馬見岡神社小宮さんの社が新築されました
馬見岡神社の小宮さんの社が新築され、3月4日に据え付けられました。
以前より、岩倉の中江仙吉さんがコツコツ作成されており、この日、本社裏山の松枯れや竹の間伐で各自治会より氏子40人が出て作業をするように計画しておりましたので、作業前に据え付けを行いました。
事前にご神体は、本社にお移りを頂いていたので、この夜に宮司によりお戻りを頂く神事を執り行いました。
社は、あらかじめ作成したものを御輿のようにして25人ぐらいで山の斜面を持ち上げましたが、重量も相当あり大仕事でした。
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社の中のご神体は、言葉で説明するとお猿さんの座像でした。高さ60cm幅、奥行きともに20cmぐらいで社一杯になるくらい大きさで虫食い等もあまりなく良い状態でした。膝を立てて正面を向いて座っている状態です。座像の下の状態が欠けていて少し座りが悪いので木片で支えています。
社には、墨書きの木札が2枚はいっており、写真からも読めるように正一位馬気大明神末社氏子繁昌 奉納 再造 大工師当村 河村門平 屋根師 平田市・・・・ 安永第四乙未年 三月吉日 千僧供邑大工 河村門平 とあります。
正一位馬見岡神社の末社である、再造である、大工は、千僧供村の河村門平、屋根師は、平田 市・・・?、安永は、1772-1781年、十干十二支は60あり、乙(きのと)未(ひつじ)の年は、1775年(安永4年)にあたります。木札は、歴史的に伝える事柄を書いておくものらしいので、今回の新築に関しても宮司に墨書きをお願い致しております。その後、新社に入れて後世に繋げます。