■千僧供古墳群
千僧供古墳群
最終更新日 2007.09.24 15:52
千僧供古墳群は、古墳時代中期から後期(5世紀から7世紀)にかけて平野部に連続して造られた、県下で現存する唯一の古墳群です。元々は10基からなる古墳群ですが、現在では4基のみが残される県指定の史跡となっています。
5世紀中頃の住蓮坊古墳から供養塚古墳、横穴式石室をもつ岩塚古墳やトギス塚古墳へと、在地豪族の首長系譜をたどることの出来る貴重な古墳群です。
馬淵の地域一帯では、100基におよぶ古墳の存在が確認されており、当時の住人の数を推測すると、現在とあまり変わりなかったと考えられ、この地方の早くからの開発発展が窺われます。このように多くの貴重な古墳群の存在から、いにしえの「蒲生野」は馬淵一帯がその中心ではなかったかと想われます。
<県指定史跡>
供養塚古墳 住蓮坊古墳 トギス塚古墳 岩塚古墳
<未調査>
大将軍塚古墳 ラカン塚古墳
<現存せず>
ジジババ古墳 高ノ瀬古墳 張近古墳 北出古墳
■関連情報
http://www.pref.shiga.jp/edu/content/10_cultural_assets/gakushu/menufiles/PDFfiles/No.042.pdf